監督 ジョス・ウェドン
脚本 ジョス・ウェドン
撮影 ベン・デイビス
音楽 ブライアン・タイラー、ダニー・エルフマン
出演 ロバート・ダウニーJr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エバンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、アーロン・テイラ-=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、ジェームズ・スペイダー、サミュエル・L・ジャクソン
上映スケジュールの都合で2D字幕版での鑑賞となりました。前作『アベンジャーズ』は公開当時に鑑賞。他のMCU(Marvel Cinematic Universe)作品で観たことあるのは『アイアンマン』シリーズと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ですかね。マーベルのスーパーヒーロー達が一堂に会するお祭り映画の第2弾と言うことで、ある程度期待に胸を膨らませての鑑賞でしたが、イマイチ盛り上がらず。うーん、と首を捻りながら劇場を後にしました。
一見さんお断りっちゅうか関連作品を観ているほど、マーベルのヒーローや世界観に造詣が深いほど楽しめるのはもちろんなので、そうでもないぼくとしては「ま、しょうがないよね」と言ったところです。今作は過去の作品の積み重ねもあり、特に通好みの作品に仕上がっていたような気もしますがいかがでしょうか。でも、ぜんぜん観ていて退屈はしないですし、複雑なストーリーに追いつけないまでも、そこは現在ハリウッドが持ちうる潤沢な資金と技術に裏打ちされた映像、アクション、カメラワークなどで楽しませてはくれます。
ハルクVSハルクバスターのガチンコ対決にはエキサイトしましたし、個人的には「ゴジラ夫妻」、アーロン・テイラー=ジョンソンとご贔屓のエリザベス・オルセンが脇を固めていたのが良かったです。クイックシルバーは『X-MEN:フユーチャー&パスト』でエヴァン・ピーターズが演じて見せ場を作っていましたが、この超音速での移動能力ってのが好きなんですよね。この能力、使いようによっては最強なんじゃないかと。サイボーグ009世代としてはこの手の能力に魅力を感じます。欲しい。クイックシルバーは悲しい最期を迎えてしましましたが…(館内で「ひっ」と言う女性の声が上がりました)。
あと、割と終盤にザ・ヴィジョンが誕生するんですけれどこれが超ダサいんですよ、ルックが。しかし、いったい彼はどんな能力を持っているんだという底知れなさと、クールな語り口から目が離せない程のチャームを感じるんですよね。その出自から彼を中心とした話運びになっていくのかと思いきや、散漫な感じでところどころにびよっと出てくるだけでした。なんなんだ、あいつは。
非常に残念だったのが、エンドロールも終わり劇場に明かりが灯るまでじっとスクリーンを眺めていても、ついぞ「打ち上げシーン」がなかったことです。まあ、そんな感じの幕引きではなかったものの、ぼくの前作『アベンジャーズ』の記憶がほぼその一点に集中していたため、今作も心待ちにしていたのでちょっとがっかりしました。本筋とは関係ないので申し訳ないんですけれど。
前作『アベンジャーズ』の打ち上げシーン。地上波テレビ放映ではカットされたって話ですね。 |
エリザベス・オルセン、最高ですよね(おっぱい)! |