2014年5月16日金曜日

アメイジング・スパイダーマン2


The Amazing Spider-Man 2/2014年/アメリカ/143分
監督 マーク・ウェブ
脚本 アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、ジェフ・ピンクナー
撮影 ダン・ミンデル
音楽 ハンス・ジマー
出演 アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン

IMAX3Dで鑑賞してきました。
なるほど見応えのあるライド感たっぷりの映像でIMAX3Dならではの迫力を十二分に堪能したのですが、なんと中盤、居眠りしてしまったんですね。この手の映画でウトウトするとは…。
ドラマパートとアクションパートの噛み合わせと言うかバランスが悪い印象で、すごいんだけれど、おもしろくなくはないんだけれど、何となく退屈で散漫。

肝心の敵キャラのヒールになっていく過程での剽窃っぷりの動機がすべて単なる逆恨みってのもいかがなものでしょうか。そして、どいつも派手に街中を破壊する割にはいざ最後の戦いになるとたいして強くもないと言うか、雑にやられちゃう。

そう、作品全体に雑な感じが漂ってました。大味な仕上がりですね。ここには書けませんが終盤の衝撃の展開も四コマ漫画みたいな感じで、ちょっと目が点になりましたよ。
ラストのちびっこスパイディのくだりも、いまいちピンとこずカタルシス不足。ポール・ジアマッティはあいかわらずの良い味でしたけど。

お目当てのデイン・デハーン君は贔屓目もありますが、今作でも良かったです。屈折した御曹司なんて彼にぴったりの役柄じゃないですか!今まで貧乏人の役(失礼)ばかりでしたが、リッチメンもいけます。あの髪型も素敵でした。でも、グリーン・ゴブリンになってからの顔がジャック・ニコルソンばりだったのと、造形が彼にあんまりフィットしていなくて若干笑ってしまいました。

関係ないですけれど、レオナルド・ディカプリオがジャック・ニコルソンの物真似を披露する動画をご覧ください。