2014年8月17日日曜日

トランスフォーマー ロストエイジ


Transformers: Age of Extinction/2014年/アメリカ/165分
監督 マイケル・ベイ
脚本 アーレン・クルーガー
撮影 アミール・モクリ
音楽 スティーブ・ジャブロンスキー
主題歌 イマジン・ドラゴンズ
出演 マーク・ウォルバーグ、ニコラ・ベルツ、スタンリー・トゥッチ、ジャック・レイナー、ピーター・カレン(オプティマス・プライム)、フランク・ウェルカー(ガルバトロン)、渡辺謙(ドリフト)、ション・グッドマン(ハウンド)

オプティマス飛べるんかーい!

このシリーズ、これで4作目とのことですが、初鑑賞でした。予習復習(予告編はイヤになる程、観ましたが)一切ナシで、IMAX3Dにエグゼクティブシート、コーラにポップコーンと言う万全の環境を整えて臨みました。
冒頭の一文を除けば、これは誰しもの感想でしょうが、上映時間165分、すなわち2時間45分の尺は長い!と。そりゃ疲れますよ。そんな長い間どっかんどっかんしてたら。
シリーズ初見の為、話やキャラクターの設定が今一つ掴めないと言うことに加え、そもそもこの作品のお話や登場人物の皆さんの人となりも雑すぎてなんだか良く分からないと言うか(良い宇宙人、悪い宇宙人、人間の三つ巴でどっかんどっかん、と言う意味では非常に分かりやすいですけれど)、次第にどうでも良くなっていく為、いろんなものが破壊され、(おそらくは)人もたくさん死んだり怪我したりして、とにかくなんか「うん、大惨事だね!」と率直な感想を持った次第です。

序盤で走った姿のまんま、真っ黒焦げになる主人公の相棒はおもしろかわいそうで秀逸なビジュアルと演出でしたが、終盤、誰も彼のことなんか覚えちゃいませんでしたね。

車がロボットにいわゆるトランスフォームするかちゃかちゃとした動きは、その昔ぼくが遊んでいたおもちゃやアニメ版とは趣が違って、昔日の感がありました。あれって玩具化されてるのかな。

映画の感想からは逸れますが、ラスト30分程はぽりぽり貪っていたポップコーンがお腹の中でごろごろしてきて、加えてコーラがぶ飲みによる尿意も襲い、トイレに行きたいのでもう充分ですから早く終わってください、と集中力が著しく途切れ、それでもエンドロールに何かあるかもしれない、としっかりと最後まで鑑賞したのであわや!と言う状況で非常に辛い思いをしました。ぎりぎりセーフでした。

5作目への引きがあるような展開でしたが、次回作はせめて100分程度に収めて欲しいものです。(ムービーウォッチメンで取り上げられでもしない限り)観ないですけれど。

※なんとなくオーティス・レディングの「The Dock of the Bay」を貼っておきます。


ちなみに、ぼくはマイケル・ベイには何の思い入れもありません。何本かは観ていて「ザ・ロック」は面白かったような…。ただ、基本的にはどの作品も鑑賞後、口あんぐりだった記憶があります。今作は割にまともだったのかな…。そうでもないか。ご興味のある方はまとめて鑑賞すると良いかもしれませんが、責任は一切負えません。