2015年12月14日月曜日

ガールズ&パンツァー 劇場版


2015年/日本/119分
監督 水島努
脚本 吉田玲子
考証/スーパーバイザー 鈴木貴昭
キャラクター原案 島田フミカネ
キャラクターデザイン/総作画監督 杉本功
ミリタリーワークス 伊藤岳史
音楽 浜口史郎
主題歌 ChouCho
声の出演 渕上舞、茅野愛衣、尾崎真美、中上育美、井口裕香、福圓美里、高橋美佳子、植田佳奈、菊地美香、吉岡麻耶、桐村まり、中村桜、仙台エリ、森谷里美、椎名へきる、喜多村英梨、石原舞、明坂聡美、川澄綾子、伊瀬茉莉也、平野綾、早見沙織、大地葉、金元寿子、上坂すみれ、田中理恵、竹達彩奈

週末のレイトショーで鑑賞したのですが、劇場は文字通り(それっぽい)男性諸君一色。女っ気は一切ありませんでした。しかし、本作は登場人物のほぼ全てが女性で占められており、上映中はスクリーン、館内あわせてちょうど良い按配と言う具合でした。

ムービーウォッチメンでアニメ作品が取り上げられるたびにエクスキューズしているのですが、ぼくは昨今のアニメ事情にはほとほと疎く、ましてや今作品はいわゆる「萌え」系の絵柄にきゃんきゃんとした女性声優さんのアニメ声があてられており、それがたいそう苦手な為にまったく正当な評価が出来ず何とも申し訳ない気持ちです。

本編開始前に復習としてこれまでのあらすじを3分間にまとめたものが紹介され、なるほど分かりやすく「戦車道」を初めとしたこの世界の設定にすんなりと入っていくことはできました。
また、この作品のもう一つの主人公である戦車に関してもさほど興味がないとはいえ、縦横無尽に走り回る戦車のビジュアルと音響には単純に感心しました。あんまり動いている戦車ってのをちゃんと見た記憶がないので、へえ!そんな風に動くんだとか、意外とスピード出すんだな、とかですね。

お話の方はいわゆる学園ドラマの王道なのでしょう。大した理由もなく前言撤回!やっぱり廃校!ってのはどうなんだとも思いましたが、まあ、冒頭のエキジビションからドラマパートを挟んで終盤の対抗戦といった大まかな流れは納得できるものではありました。可愛い女の子が戦車に乗って戦うと言うアイデアとそれを下支えするキャラクターの描き込みと戦車のデティール、それに加えてアニメならではの荒唐無稽さを存分に取り入れてと言うことで非常に人気があるのもうなずける作品だと思います。

でも、正直言ってたくさんの女の子(と戦車)が出てきて顔も声もあんまり見分けがつかなかったです。勉強して出直してきます。パンツァーフォー!(これはお気に入りです)

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